200730 VELLE.J「4TUNES」リリイベ@心斎橋HMVに行ってきた話。
このタイトルでもう一度ブログを書く日が来ようとは。。。笑
最後に書いたのは3年も前でした。感じを掴みたくて久々に読み返したら、自分の文章のテンションの高さと、悪い意味で何も変わってなくて引きました。
そんなことはどうでもよくて、行ってきました。
このご時世。こんなご時世。
VELLE.Jは、それすらも跳ね返す勢いでこの夏を走り出しました。
7月中ば、7/30にライブが行われることがVELLE.J公式Twitterより告知されました。
その数日後発表されたVELLE.Jの8月スケジュール…
多分見た人全員、目が点だったと思います。例外なく私もです。笑
このコロナ禍において、少しずつライブ・イベントに対する規制などは緩和されてきました。
それでも、日々東京・大阪など都心部を中心とした感染者数の増加の勢いは止まることはなく、光が見え始めたと思われた音楽・演劇のシーンは未だ不安定な状態。
そんな中でのこのスケジュール発表、さらに詳細は前日まで明かされない、とのことで…
正直ファンはどう喜ぶべきか?喜んでいいのか?ひたすら詳細を待つしかない状況でした。
会える日が決まった喜び、でも感染者は増え続けるこのご時世で、人の集まる場や所謂「不要不急」の外出に難色を示さない人はまずいない。家族や職場からの目もあると思います。
行くと決めるのも、行かないと決めるのも、何も間違いではないと思います。
なのでこのブログを書いて堂々と「イベント行ってきた!」ということが果たして正解なのかどうかも、正直私にはわかりません。ただそれ以上に知って欲しいことがあったのでこうして書いています。
7月29日。
4作連続配信リリース第3弾として
メンバーYUSUKEが初の作詞作曲に取り組んだ
「Louder」が配信されました。
当日にはeo光チャンネル「ゲツ→キン」にグループよりリーダーのTAICHIとYUSUKEが生出演。
番組内でこのLouderも収録されるアルバム「4TUNES」が10月27日にリリースされること、それに伴い翌日の30日よりリリースイベントを行うことが発表されました。
あの怒涛のイベントラッシュは、アルバムのリリースイベントだったわけです。
半年前の世の中なら、CDのリリースに合わせてその3ヶ月前から全国各地でインストアイベントを行うアーティストはいくらでもいて、人気のあるショッピングモールなら毎週末のように有名アーティストの無料ライブが見れることが当たり前でした。
ですが、何度も繰り返すようですがこのご時世でこれだけイベントを打つアーティストはまだそう見かけません。
この状況になる前からアルバムのリリースに合わせて動いてはいたと思うのですが、リリースイベントを行うという決断にVELLE.Jが踏み切ったことに、私はまず驚きました。
批判、来るだろうなぁ。
何かあって、変にアーティストの名前が広まるのは本望じゃないなぁ。
でも、会いたいなぁ。
ファンだからこそ、好きだからこそ、会いたいと不安を大きく天秤にかけました。私だけじゃないと思います。きっと、VELLE.Jを本当に好きだと思う人ならみんな。
Louderは29日正午に
超有名インフルエンサーである、バンダリ亜砂也さん・すみぽんさんを迎えて制作されたMVを公開。
MVはこちら
そしてさらにiTunesエレクトロニック部門でのデイリーチャート1位を獲得。
このLouderの配信を皮切りに、4TUNESの発売に向けとても順調に走り出しました。ただ、果たしてイベントがどのようにして行われるのか…
色々な不安と、やっと推しに会える楽しみで緊張しすぎて、よく眠れないまま当日を迎えました。
会場は心斎橋駅直結の心斎橋OPA 8F「HMV&BOOKS SHINSAIBASHI」です。
当日は、17時よりCD予約、ライブ入場整理券・特典券の配布が行われました。
私、初日にも関わらず何を勘違いしていたか時間を1時間間違えていて18時前にCD買いに行きました…笑
席数に制限があるとのことで不安でしたが、イベントスペースは縦長で割と広いので思ったよりも多めの席数が確保されているみたいなので、仕事や学校帰りで販売開始に間に合わない方でも整理券配布には間に合うかと…!
※現在販売開始時間が17時半〜に変更になりました。
でも日によって人数は変わると思うので、安全にいくなら販売開始〜30分くらいがいいかもです。完全に日による。
CDを購入していない方でも、購入者が全員入場した後に空席があればフリーで観覧可能です。
入場前に、整理券の空欄に
名前・電話番号の記入が必須になります。ペンが用意してありますので、整列前に事前に記入しておいたらスムーズです。
入場時もスタッフさんがものすごく丁寧に列の整備をしてくださって、常にソーシャルディスタンスは保たれた状態。すごい徹底具合です。
検温・手指の消毒を済ませて会場内へ入ると、かなり前後の間隔を開けて椅子が配置してあります。
この中から好きな席を選んで座れるのですが、ここにとても利点が!
・座席間の間隔が空いており、かつ着席なので、どの場所からでもステージがとても見やすい
・席が離れているので、お一人様でも隣を気にせず自分の好きな席に座れる
友達とどうしても隣で見たい!って時も前後左右座りやすいので、私はこの座席配置結構好きです。
前の人の頭でメンバーが見えないとかはまずないです!低い位置で被ることはあるだろうけど!
ただ一つどうしようもないのは、ステージと座席の間のアクリルボードです。
メンバーはもちろんマスク無しでのパフォーマンスになるので、その間の飛沫防止のものですがボードの上下にHMVのロゴが入っていて、
座る位置によってはメンバーの目元とそのロゴがかぶって表情が見えないこともしばしば…
ですが全てが透明だとまた諸々ダメな事情もあるのだろうな…と思います。これは本当に仕方ない!
(例えばどんな対策をしてるかって写真に撮った時に全て透明だとボードがあるのか写りづらくてわからないですもんね。理由はもちろんこれだけではないと思いますが!)
お目当てのメンバーがモザイクになる度に逆になんかちょっと面白いです(遊ぶな)
ここまで対策を徹底してくれているので、このくらいの犠牲はなんでもないですね、、、本当にありがたいです。
普段のリリイベだと、ここまで一つの店舗で何度もイベントを行うことがまずないので
#リリイベオタクあるある
オタクの方が特典券の種類に詳しかったり、整列がグダグダだったり、特典会の進行がひっちゃかめっちゃかだったり、、、がよくあるのですが
心斎橋のHMVの店員さんすごい。初日から販売、整列、誘導、超スムーズ………疑問点を質問してもスッと答えてくださりました。
何年も色んな場所でリリイベ行ってきた系拗らせオタクも感動。すごい。
そして時間になるとライブスタート!
あくまでこちらは声援・掛け声禁止なので手を叩いたり、手を振ったり、一緒に軽く手振りをしてみたり、いつも以上におとなしい楽しみ方にはなってしまうのですが
そこはVELLE.J、、、!マスクの下でニヤニヤ笑ってしまうような小ネタをちょいちょいぶち込んでくるので、逆にマスクしてて良かったかもしれません。
約30分間に及ぶライブは、毎日見応え抜群です。VELLE.Jは持ち曲数が多くセットリストも毎日変わるので、一度来ても二度来ても何度来ても、その都度色んな楽しみ方ができるライブを見せてくれます。
笑って泣いて癒されて、圧倒されて心動かされてまた笑顔になれる。そんな濃密な30分です。
ライブ終了後は特典会です。
今回は手持ちの特典券の枚数に合わせて、同時に全てのレギュレーションが行われるようになっているのでこの後急ぎの用事がある方でも何の待ち時間もなくスムーズに特典を受けて帰れる制度!うれしい!
お目当てのメンバー列に並んで、手持ちの特典券をスタッフさんに渡す際に、受けたい特典の内訳を伝えるとそのメンバーが交代で控え室から出てきてくれて特典スタートっていう感じです。
常にお互いマスク着用・アクリルシート越しにはなりますが、チェキも案外普通に撮れるし(まぁちょっとシートが写っちゃったり反射するのはしょうがないですね)
会話も全然普通にできます。聞こえます!
むしろ推しが近すぎると息ができないエブリデイソーシャルディスタンス系のオタクなので、マスクとシートがある事により逆に近づけました。私は。爆笑
まさか自分がアクリル越しチェキを撮ることになるとは思ってもなかったですが、これはこれで結構楽しいし、もっと世間が落ち着いていつかこのアクリルがなくなったときにはこの時期のチェキをネタにしたい。笑
そんな感じで初日は終了したわけですが、もうとにかく感無量でした。
4ヶ月と11日ぶり。目の前で歌って踊るメンバー。
そしてその最後のライブは3月中旬頃で既にコロナウイルスによる影響で特典会も行われなかったため、面と向かって会話をしたのはもっと久しぶり。
本当に会ってるのか?目の前にいるのは推しなのか?ライブ前の待ち時間さえも懐かしくて愛おしく思うくらいには、「ライブに行く」という事が本当に幸せなことだと感じました。
序盤にも書きましたが、まだこんなご時世なのでこの先発表されているスケジュールも予定通り全てが本当に行われるのか正直なところ分かりません。
既に一部エリアの飲食店には自粛要請も出ていますし、音楽・演劇シーンにも指摘が入るのは時間の問題かもしれません。
だからこそ、今日こうして会える時間、会える環境、会える事実を何よりも噛み締めて大事に思いたい。今までだって会える日会える時間全て大事に思ってきたつもりだったけど、改めて強くそう感じました。
メンバーも常々ステージ上でスタッフさんへの感謝を口にしていますが、このイベントをやるにあたって全てにおいて完璧な対策をして準備をして下さったスタッフさんやHMVさんに、一オタクからも心から感謝。
オタクがいくら会いたい!ライブして!って口にしても、その気持ちを汲んで実際行動に移してくれる方がいなければオタクは推しに会う事すら叶わないわけです。本当にありがとうございます。こんなに幸せです!って日々伝えて回りたいくらいです。(迷惑)
そして、メンバー!
ライブしたい!っていつも思ってくれている気持ちは常々更新されるSNSからも伝わってきて、ライブが恋しいのはメンバーもオタクも一緒なんだな、お互いに再開、そして再会を待ちわびていたんだなって嬉しく思う反面、
今この時期にイベントをやることによって降りかかるリスクは全てアーティスト「VELLE.J」の今後に繋がってくるものだと思います。
ですがそこでただただこの状況が落ち着くのを待ち続けるのではなく、チームとして万全の対策をした上で動き出す決断をしてくれて、本当にありがとうございます。
3月頃から、予定されていた数々のライブが中止になり
次のライブではこれが聞きたい、次会えたらこれを伝えよう、そんな当たり前に思っていた日常が全て当たり前でなくなってしまって。
もちろんVELLE.JとVELLE.Jのファンだけではなく、音楽・ライブ・演劇、エンタメを愛する全ての人が意気消沈としていた2020年の春。
今こうしてほぼ毎日のように大好きな推しがステージで輝く姿をこの目で見ることができて、隣に並ぶことができて、一緒に笑い合える時間は私にとって何よりも幸せな時間です。
この幸せを、共有したい。
行きましょう、リリイベ。笑
なんとまあびっくり。本当にびっくり。
わたしVELLE.J好きになって大体2年半ちょいなんですけど、むしろ今までで一番イベントあるんじゃないでしょうか。笑
今までは地方遠征や路上ライブなど移動も含め活動や会える場所が色々とあったのですが、
今月は会える場所が限られている分、めっっっっっちゃ会えます。めっっっっっちゃくちゃ会えます。
もちろん周りの反対を押し切ってだったり、無理をしてまで足を運ぶのは違うかもしれませんが…
生でパフォーマンスを見る「感覚」を思い出させてくれる素敵な場所です。
そして昨日までVELLE.Jを知らなかった方でも
VELLE.Jの魅力に、必ず心奪われてしまう場所です。
このブログが、あなたが足を踏み出す第一歩目のお手伝いをできていますように。