VELLE.Jについて語る会。① 〜The Flower編〜
これまでこのブログでVELLE.Jについて書く時は、読んだ人がVELLE.Jに興味を持つ何かのきっかけになれば…そう思って書いてきました。
でもそうなるとどうしても表現や言葉選びに苦戦してしまって、中途半端に下書きに入ったままの記事が多数。
書きたい題材が溜まっていく一方で一つも仕上げられないまま、先日急遽リリイベの記事をアップしたのですが。
本来このブログって「書きたいよーに書く」を基に始めたものだしなぁ。とか、推しとのブログに関するやり取りとか、そんなことを思い出して
別に自分が今思ってることを書き殴ってもいいんじゃね?という結論に至りました。
なので数回に分けて、私が単に自分の記憶に・記録に残しておきたいことを思うままにつらつらと書いていくことにします!自分が書きたいだけです。誰にも読まれずとも、私が読み返して面白ければそれでいい!笑
ではいきます!笑
第1回「The Flower」編!
この曲がべるふるに与えた衝撃ってものすごいものだと思うんですが。べるふるの皆さんどうですか?(早速聞くな)
4作連続リリースの第1弾として発表されたこの曲。
試聴の段階からエモさ抜群でしたね。エモすぎて、試聴1回だけしてあとは当日の楽しみにとっておきました。笑
楽曲はこちら。
しっかりiTunesエレクトロニック部門チャートで1位も獲得。やったね!
VELLE.Jの結成日である3/25にリリースされたこの曲を私がしっかり聴けたのは、仕事終わりの真夜中の帰り道。切なすぎるイントロと、一つ一つ胸を刺してくるフレーズとメンバーの重い歌声に自然と涙が溢れて、必死に隠しながら家まで歩いたのを覚えています。
そしてこの曲を聴き終わった時に「あーこれブログ書けるな」って思って、ちまちまちまちま書き続けていたんですが、、、この記事の冒頭にも書いたようにどうしても表現に苦戦してしまって最後まで仕上げきれませんでした。
まじで、4月〜6月の自粛中に2ヶ月かけてめっちゃ頑張って考えたけど、どうしてもうまく書けなかった。無念。
でもこの時に感じた気持ちをどうしても文章で残しておきたかったので、自分にとってとても楽に綴れるこのラフな形を選びました。
いや。。。あの。。。
ちいてん、強すぎるやろ。。。
下書きに入れたままの記事ではThe Flowerをまずこんな風に紹介していました。↓
この曲は、リーダーであるTAICHIくんの作詞作曲です。
TAICHIくんの曲といえば、2019年3月にリリースされたVELLE.J初のフルアルバム「VELLE.J」に第1曲目として「The Rain」が収録されています。
こちらはタイトルの通り雨を題材にした曲で、強い意志や決意を、時には男性的な強い口調も織り交ぜて描かれています。
曲調もパフォーマンスもとても激しいので、VELLE.Jの中ではカッコイイに分類される楽曲です。
同じ「The」を用いたタイトルで発表された今回の「The Flower」。
The Rainから読み取れるTAICHIくんの中にある強い意志の芯自体は通ずる部分があるのですが、楽曲的な流れとしてはとても対照的で、とても静かに、そして流れるように語られています。
前作では音や口調でその強さを表現していたのに対して、諭すように、噛み締めるように言葉を綴っているのがとても印象的です。
すごい堅苦しく書いてますが、この人すごいね。。。
曲に超ダイレクトに、自分の思いや意志をズドーーーーンって乗せてくる。The Flowerの歌詞を読んだらもうべるの全てとそのまま重ねてしまって、胸が張り裂けそうになって三日三晩寝込んだよ私は。(言い過ぎ)
2019年って、べるにとってどんな一年だったかなぁ。って振り返ると
もちろん笑顔の日は数え切れないほどありました。すごく楽しくて幸せな思い出がたくさんあります。でも、涙の日も私の記憶に深く刻まれています。
色んな涙を流した1年だったなぁって。
2018年にVELLE.Jに出会った私は、すぐに彼らのパフォーマンスに魅了され、夢中になり、ほぼ全てのライブに足を運ぶようになりました。その1年で私がいい意味で「当たり前」に思っていた景色が少しずつ変わっていったのが、2019年。
増えるパート、変わる立ち位置。メンバーの表情、言葉、涙。
ファンはファン以上でもファン以下の何者でもない。私がたった一人何かもがいたところで、メンバーを笑顔にしてあげることも、パンパンのフロアを見せてあげることも、東名阪回らせてあげることもできない。
無力さを感じる中で、それでも目をそらしたくない、今自分にできることは、って考えて考えて
ステージに彼らが立つというなら必ずそれを自分の目で見に行きました。というか、それしかできませんでした。
今ステージに立つ彼らにはどんな景色が見えているんだろう。
今日のステージはもちろん用意されていて。時間が来ればライブは始まって、そうして1日が終わって。
でも明日の、1週間後の、1ヶ月後の、1年後の、5年後のVELLE.Jの姿は、今の彼ら自身にどんな風に見えているんだろう。その全てを聞くことも、わかってあげることももちろんできなくて。
The Flowerの歌詞全てをその頃のVELLE.Jに当てはめているのは、私のとても勝手な解釈に過ぎません。でもこの曲を聞く度に、その頃感じていた自分の持っていた思いがどうしても蘇ってしまう。
3/25に配信ってところも、、、泣かせるよねえ。
でも、苦しかっただけの1年なんかじゃないんですよ。
ただ、その答えの全ては正直この曲のリリース時点では私に見えていませんでした。だから余計にブログを書き上げられなかったのかもしれません。
この曲の歌詞全体を通して、The TAICHIだなぁとも思いました(たいち推しの皆様どうですか)
ワードチョイスや意志の強さがまさにたいちくん。
サビの「決めつけないで」ってところもそうなんですけど
私がそれをより感じたのは特にラップ部分。
英語のラップ歌詞については、リリース時たいちくんが特によく配信などで話してましたね。
baby hey You know?
Some flowers takes 120years to bloom.
There is more to life than increasing its speed.
花によっては、花開くまで120年かかるものもある。
いき急ぐだけが、人生ではない。
いき急ごうとするのであれば、2019年のうちに全てを詰め込んでも良かったかもしれないですね。
アルバムも、ワンマンも。中身の濃さよりも、やったという事実だけを残すのなら、それでも良かったかもしれないです。
でも、彼らはそれを選ばなかった。まず今できることや、目の前の出会いを何よりも大切に大切に、2019年の下半期を一歩ずつ歩いていました。
そして今、2019年には予測もできなかったくらいに大きい花を咲かせるために、ものすごい勢いで走り出しています。
一緒に2019年を歩いている中では私自身も気付かなかった事がたくさんあったけど
今こうして毎日のリリイベの30分間のライブに全身全霊で魂を注ぐ4人の姿、そしてその姿を見るために色んな人が駆けつけているという事実は、確実に花が開くために前に進んでいることを感じさせてくれる。
リリース時には至らなかった部分まで、VELLE.Jの今の姿をもってこの曲の深さを感じているところです。
吐き捨てて罵倒された そんな言葉もあいつのfaceも
(そんなfakeも あいつのfaceも)
(きっとwake up さっとrake love)
可愛く思えてもっと舞えmind
ここの歌詞もすごく好き。
ここまで好き勝手に私からの視点でVELLE.Jを語っていますが、もちろん私が全てを知っているわけではなく。その時にメンバーが感じていたこと、思っていたことの全てを知る権利もなく。
でもこの歌詞を読んだ時に、きっとその全ては私には想像もつかないくらい重くて、計り知れないくらい4人にのしかかっていたのかな、なんて思うと
それでもライブに行くと必ず笑顔で迎えてくれて、心から幸せにしてくれる4人のファンに対する優しさと愛の深さにこちらが苦しくなってしまうほどです。
「可愛く思えて」っていう表現がThe TAICHI。そういう強気かつその上をいくところ、大好きです。しっかり自分で歌ってるところもね。頼りになるリーダーやわ。
曲全体を通して、1番では悩んで葛藤してもがき苦しんでいる心情を素直に書いているのに、後半になるにつれてどんどん強さが出てくるところがまた心に刺さります。
そんなVELLE.Jやから、好きなんやで私は!
そしてそして、パフォーマンス面。
本来リリース直後の3月末に東京でのライブ出演が決まっていて、その日にこの曲のパフォーマンス初披露も予定されていたのですが、コロナウイルスの影響でライブが中止に。。。
そこから延ばし延ばしで、8月に入ってからインストアライブで初披露されました。
(べるの新曲初披露延びたといえば、JUDGEMENT DAYも地震によるワンマン延期で果てしなく延びましたよね。。。うう。)
こんなに音源だけでも強烈なインパクトのある曲、しかもパフォーマンス披露まで間が空いたことによって聞き手それぞれの中でイメージも固まってしまってきている中でどんなパフォーマンスを見せてくれるんだろうと思ったら
さすがかずやでした…この世界観を完璧に、むしろ音源だけでは読み取れなかった感情までをも新たに感じさせてくれるパフォーマンスを魅せてくれました。
特に振りとして印象的なのは大サビ部分からラストにかけてだと思います。
たいちくんの「染まらない色で」と痛いくらい切ない声が響いた瞬間に、かずや・たいち・ゆすけの3人がその場に勢いよく膝から落ちて、センターでりょーくがサビを歌うシーン。
「ダンス」というより「パフォーマンス」っていう言葉がぴったりなシーンですよね。
膝をつく瞬間に生々しいドンッていう床の音が聞こえるんですが、それもライブならでは。(痛そう、大丈夫かな)
そして、俯いた時も3人それぞれの個性が出てるんですよね。
歌いながら表情も含めパフォーマンスするたいちくん。
深く下を向いたままのゆすけ。
俯いた後に顔を上げて遠くを見つめるかずや。
三者三様に感情を表現するその中心で歌うりょーくさんの声も、彼のもともと持つ独特な雰囲気と歌声の切ない質感も相まって、クライマックスに向けさらに訴えかけてくる。
そしてその後の4人が向かい合ってそれぞれ交互に歌うシーン。
ただ客席に向かって歌うだけがパフォーマンスではなく、背を向けていてもその背から感じる強さ、切なさ、、、
VELLE.Jが「ダンスボーカルグループ」ではなく自ら「歌を引き立てるためのパフォーマンスをする、ヴォーカルパフォーマンスグループ」と謳って活動している理由はこういったシーンに詰まっているなぁと。
ただ踊ってカッコいいじゃなくて。まず曲があって、歌詞があって、その歌詞に更に感情を乗せた歌声があって。その全てを更に引き立てる表情、視線、パフォーマンス。
見た人を一瞬で魅了する強さが、そこに必ずあります。
そんなシーンのライブ映像はこちら。
フルだとさらに引き込まれます。
本日もHMV&BOOKS SHINSAIBASHIさんでの「#4TUNES」リリースイベントありがとうございました!
— VELLE.J (@vellej_official) 2020年8月18日
毎日本当にありがとうございます。
明日はバラード多めの“聴かせるセトリ”でお届けしますのでお楽しみに!#ベルエージェー pic.twitter.com/ooIiKYbK17
楽曲のみならずパフォーマンス、そしてこれまでとこれからのVELLE.Jの姿も含めて全てが「The Flower」。
これから先きっといろんな場所で何度も何度もパフォーマンスされる楽曲だと思いますが、VELLE.Jが新たな道への一歩を切り開く度に
私の思う「The Flower」は進化していきそうな予感がしています。
こんな素敵な楽曲に出会わせてくれるから、私はVELLE.Jが大好きです。
とまぁ、こんな感じで笑
まだまだ書きたいことがたくさんあるんですよ。本当は。
またこの先時間を見つけて勝手に1人で語る会、やっていきたいと思います。
べるふるの皆様、共感できる箇所や、こうじゃない?と思うところがあったらいつでも気軽に連絡ください!語りましょう!!笑
以上、長くなりましたがここまでお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m