ちゃんももぶろぐ。

書きたいよーに書く。

龍雅-Ryoga- が駆け抜けた日々。〜インストアライブ編〜


2017年12月3日。

阪急西宮ガーデンズにて、
龍雅の最後のインストアライブが行われた。


2016年1月9日。

イオンモール土浦にて、
龍雅の初めてのインストアライブが行われた。



龍雅の活動を振り返る上で、インストアライブは私が一番足を運んだイベントだった。

夜行バスで大阪から東京や横浜へ向かい、そこからいくらど田舎の僻地のイオンモールだろうが、電車に何時間も揺られようが、周りになんもなくてタクシーも捕まらず歩いて向かったり、バスが1時間に数本しかなくても、

そこに行けば、大好きな友達がいて。
そして、大好きなメンバーがあんな簡易的なステージでも一生懸命にパフォーマンスを見せてくれて。本当にかっこよくて。



正確には2015年12月20日。
池袋サンシャインシティにて行われただんぜんライブで、デビューシングル「Live For You」が初披露され、それと同時にCD予約に伴う特典会がスタートした。

1枚購入で握手。
6枚購入で、ツーショットorグループショット。

今考えるとだいぶ強気な枚数設定。笑



年が明けて1月から関東を中心に毎週末インストアライブが続いた。


わたしは、自分のできる限りで行った。


当時はまだ、井出さん・れおさんの既存ファンが主で。
ファンの数でいえば、知名度の高い井出さんの方が元から多かったと思う。
でも、三谷のファン全然来ないじゃん三谷のファン少ないねって思われたくなかった。

龍雅になって、周りにいた三谷ファンがVimとのスタイルの違いや楽曲の方向性の違いからか少しずつ離れていって。

悔しかった。こんなに、こんなにれおさんはかっこいいのに。こんなに頑張ってるのに。れおさんはれおさんだよ。何が違うの?みんなあんなに好きっていってたじゃん。みんなれおさんがどんなにかっこいいか、環境が変わってもそこは変わらないこと誰より知ってるのは、今までれおさんを一緒に見てきたみんなでしょ?なのに、なんで。


私は変わりたくなかった。

龍雅になったから来ないって思われたくなかったし、三谷には遠征してでも会いに来るファンがちゃんといる。周りにも本人にも、そう思ってて欲しかった。


朝から始発で会場に向かい、イオンモールの入り口の前でブランケットとカイロでなんとかしのいで。
警備員のおじさんは優しかったし、コンビニで買ったじっくりコトコト煮込んだスープが美味しくて、2回買いに行った。笑
似た名前のイオンが近くに二つあって、わかんなくて友達の車でぐるぐるしたり、みんなで一緒に泊まってお風呂に入ったり、泣きながら手紙を書いたり。

毎週末ほんと体力あったなって思う。
でも、大好きな友達と一緒だったから誰のどこがかっこいいとか、龍雅の話してたら気付いたら時間も過ぎてて。

開店前に並んでたのなんて、いつも片手に収まるか収まらないか程度の人数。それでもどうせ行くなら前で見たかったし、それが当たり前になってて。
楽しかった。その時間すらも今では本当にいい思い出。



2016年2月6日
イオンタウンおゆみ野でのインストアライブから、ライブ中の撮影が解禁された。


ここでも、意見は分かれた。

まず、カメラを構えることによってライブ中に手をあげたり声を出したりと言うことが疎かになる。
目の前のメンバーじゃなく、画面に夢中になってしまう。
プロではなく素人が撮ること、それがSNSで拡散されること。これから売り込んで行くグループなのに、どんな写真が拡散されてしまうかわからない。そんな心配もあって。

私は元々Vimclipのライブが撮影可能な時期にファンになって、昔K-POPファンだった名残で一眼レフを持っていたからその時からメンバーの写真を撮って拡散するということをしていて。だから正直撮影解禁は嬉しかった。でも、今書いたような明確なデメリットもある。

でも、私が見ている龍雅はこんなにもかっこいいんだってことを周りに伝えられる最高のチャンスだと思った。
だから、誰よりもいい写真を、ファンである私にしか撮れない表情を絶対に撮ってやろうと思った。
技術ではプロに負けても、龍雅を誰より知ってる私だからこそ撮れるかっこいい瞬間を何としても形に残してやる、と思った。
それを見た人が、ライブに行ってみたい!龍雅かっこいい!って思ってくれたらこっちの勝ち。
知れば絶対好きになるはず、そのくらい私にとっての「龍雅」は魅力の塊だった。

たしかに声は出せなかった。手はあげられなかった。
その申し訳なさは常にあった。
でもファインダーを覗けば、いつも輝いていたメンバーのその瞬間を切り取ることができて、それをライブ終わりにみんなと振り返るのもとても幸せだった。



撮影は、デビューの4月6日を境に禁止に戻った。
撮れないことが当たり前だと思っていたから、撮れた期間があった事が本当に有り難かったし、禁止に戻るタイミングとして丁度よかったと思った。

その2ヶ月間で私が龍雅を撮影した枚数は何万枚にも及ぶし、初めて撮影した後に写真を見たメンバーが喜んでくれたことは、昨日のことのように覚えてる。



初めての大阪や名古屋、福岡遠征。
SWISHツアーに合わせてインストアライブも全国各地で行われた。
遠征という経験自体が初めてな勇太と啓太がれおさんに連れられて各地を楽しんで、翌日のMCでワイワイ話していたことも懐かしい。
温泉部なんて言いながらいろんな温泉に入って、ホテルの部屋割りもじゃんけんで決めたり。



1stのインストアライブのセットリストは、いつもほぼ変わらなかった。

ダンスナンバーから始まり、
Break The Chain
Live For You
Glory Days

Enter the Dragonが大阪のライブで初披露された後は、その4曲で毎回1部と2部のセットリストが組まれていた。

だからLFYなんかもうしぬほど聞いたししぬほど写真撮ったし、多分わたしが一番聞いた曲はLFYなんだけど、
それでも毎回楽しかった。行く意味があった。
そこに龍雅が、れおさんがいたから、どこへでも行く意味があった。




まずは龍雅を知ってもらわないといけない、その中で自己紹介はとても大事だった。

だから、最後のインストアライブでメンバーが当時と同じ挨拶をしてくれて、泣くほど嬉しかった。


慶太郎さんは、必ず「クランプって知ってますかー?」って客席に問いかけるのがお決まりになっていた。
みんなで元気よく、「はーーーい!」って手をあげるのもお決まりだった。

井出さんは、「もし私が…セクシーと言ったら、プリンス、と返してください」がお決まりで、
吹き抜けのイオンモールの天井に届くくらいの大きな声でみんなで「プリーーーーーンス!!!!」って叫ぶのが楽しくて仕方なかった。

啓太は「俺に任せと啓!」「おっ啓!!!」っていうかわいい掛け声をいつも楽しそうにやってて。説明するのもいつもかわいかったなぁ。

れおさんは、焼肉焼いても家焼くな、じゃなくって、関西電気ほーあんきょーかい!でもなくって、ホテルにゅーぅ淡路!でもなくって、笑
「あーるいーおー?」「れおーーー!!!」って、今日もれおファンはちゃんとたくさんいるから!ってれおさんに伝わるように、喉が枯れるくらい毎回必ず大きい声で叫んだ。

あ、勇太、勇太は………笑
「龍雅のボーカル岸本勇太でぇす」シンプル。笑
ジョージクルーニーた、たまごとじ岸本勇太インフルエンザ!よいしょぉー!!じゃないよ!ほんとにまったく!!!!笑


龍に雅と書いて龍雅と読みます、っていうリーダーれおさんからの龍雅の紹介も、それを聞いて龍雅のロゴの入ったタオルを、まだ龍雅を知らない通りかかった人に向けて見せることも。いつもいつもそうだった。



1stのリリイベは、リリース日にSHIBUYA DESEOでのライブ、
その週末の土曜日にイオンモール四條畷(関西)
日曜日にラゾーナ川崎。1stの時は、まだリリース日=ラゾーナではなかったけど、そこがファイナルだった。


そこから、一旦他のライブやだんぜんライブなどは変わらずにこなしていたけど、
毎週末ほどのイベントはなくなり次のリリースへの準備期間に入った。






2016年6月8日。

1stシングルLive For Youの購入者から抽選で当たった人だけが行くことのできたプレミアムライブ。

ここで、2ndの予約がスタートになった。

従来の握手1枚は変わらず、
この時から6枚で写真券1枚→7枚予約で2枚→8枚予約で3枚
と、かなりファンに優しい設定に。笑

この日既に2ndのジャケット写真で着用している衣装で登場したメンバー、最高にかっこよかった。




2ndのリリースイベントと共に、龍雅との夏が始まった。

とはいえ正直1stではちょっと頑張りすぎたなぁと自分でも思っていたから、2ndのリリイベは遠征はかなり控えた。
もちろん龍雅は1stと変わらず、毎週末関東のショッピングモールを中心にコンスタントにインストアライブを行なっていた。
ファンも少しずつではあるけれども増えてきて、だからこそ自分の行ける範囲で。自分のできる範囲で。それを重視してたら、大阪・広島・名古屋、地方しか行ってない。今振り返って本当にびっくりしてる。笑

リリース日のラゾーナにはなぜかゲストとして猫ひろしさんが出演、な、何が起こった?と思いながらインスタライブを見ていた記憶。笑

れおさんの舞台や箱ライブ、音霊にだんぜん。リリイベ以外のライブにはちょこちょこ顔を出してたので、結局関東に行かなかったのも8月だけで毎月行ってたんだけど。

最終日のダイバーシティで行われたリリイベ、私はその日大阪で仕事をしていたけどイベント終わりの友達から、れおさんが挨拶で涙を流した、と電話があって。
居ても立っても居られず、翌日行く予定もなかっただんぜんライブに駆けつけた。どうしても、今れおさんに会わないといけないって、会いに行かなくちゃって思って何も考えずに向かった。
あの日いつものように踊るれおさんを見て、安心と心配で色々な感情が入り混じって心がぐちゃぐちゃだった。
でも、それでもれおさんはステージに立っていたから。そこにいてくれてよかったって思った。






そして、秋から冬に変わる頃。

3rdシングル「Burning Like A Flame」のリリースが決まり、イベントも始まる。

3rdは、色々あった。
本当に、色々あった。笑

まず、「龍雅BASE」という新しい形のクローズドスペースでのイベントが始まった。

従来までのオープンスペースで行われる観覧無料のライブとは異なり、まずその会場に入るためにCDを購入しなければならない。
つまり、龍雅を目的として来ているファンのためのイベント、という位置付けで行われた。

この制度が発表されたとき、Twitterは荒れに荒れた。
龍雅の知名度はまだまだこれから上げて行かなければならない時期。そんな時に、この制度が始まるなんて。もちろん本来はパフォーマンスに対して対価を払うということは当然なんだけれども、気軽に龍雅に会いたいと思っても、1日2部制で各回ごとに3000円の入場料。
うまくいくわけないって、みんながみんな否定して。

でも一度決まったこと、覆されることもなく龍雅BASEはスタートした。


蓋を開けてみれば、今までよりも更にトーク時間が多く作られていたり、ゲームやダンスレッスン、運動会など本当に盛りだくさんだった。
メンバー個々のMCスキルにも磨きをかけるすごく良いチャンスだったし、ファンにとってもより深くメンバーのことを知ることができるいい機会だった。

最後まで、賛否両論だったとは思う。
でも私はBASEは大阪・名古屋にしか参加していないけど、行ってよかったと思った。

名古屋・近鉄パッセのBASEでは、ファンが決めたセットリストでひたすらぶっ続けでライブをする、という企画をやってくれて。
ワンマンでも途中にMCはさむよね?!ってくらいの猛セトリ。これ、3000円でいいんですか…?って思うくらい最高のステージを見せてもらった。

☆龍雅BASE最終日のブログ
170122 龍雅BASE最終日に行ってきた。 - ちゃんももぶろぐ。



BLFではBASEがメインではあったけども、並行して従来と同じ形のインストアライブも行われていた。
この頃にはもうおなじみになっていた、リリース日前後の連続イベント。
でもBLFのラストリリイベ期間は、いつもと違った。
最終日に、ワンマンライブを控えていたから。

BLFのリリース日、ラゾーナ川崎で行われたインストアライブ。
この日、あるアクシデントがあった。思い出したくもないけど鮮明に記憶に残ってる。

それから毎日行われるインストアライブ、迫るワンマンライブ。
この期間本当に苦しくて、泣いてばっかりだったと思う。私個人の問題で申し訳ないんだけども、ライブを楽しむっていう本来の目的からずれてしまって、ステージに立つ5人の姿を見ていることが苦しかった。BLFを聞くことも、5人の表情を真っ直ぐ見ることすら苦しかった。何のために私は仕事を休んで東京に泊まって毎日会いに来てるんだろうってすごくすごく考えて、周りの友達がたくさん支えてくれて、結局最後はれおさんの言葉にすくい上げられて。そうして乗り越えた5daysだった。


そうして幕を閉じた3rd、翌月の2017年3月からはSWISHツアーでメンバーは名古屋・仙台と地方を回っていた。



休む間もほぼなく、4月。
4th「Believe In Magic」のリリースイベントが始まった。
4thは前回のようなBASEではなく、従来のインストアライブで全てのイベントが行われた。

4月は関東、5月はGWに大阪・東京でワンマンライブ。そしてリリイベでも仙台大阪、6月は名古屋に広島。今見返してもかなりハードなスケジュール。

今回のBIMは、遊戯王VRAINSのEDに起用されたということもあり、オープンスペースでのイベントにはかなり意味があった。
また、Twitterでも今まで龍雅を知らなかった人にも曲が届いていることを感じることができた。


BIMリリイベでは、限定2会場のみ、さらにそれぞれ1曲限定で撮影が解禁された。
この頃龍雅はインスタのフォロワー増に力を入れていて、#龍雅 で投稿された素敵な写真にはメンバーから直接コメントに行きますよ、という企画。
久々の撮影、7Plusで良かった〜!と心から思った。笑

170416 龍雅 4thSg「Believe In Magic」リリイベ@ららぽーと新三郷に行ってきた話。 - ちゃんももぶろぐ。

170527・28 龍雅 4thSg 「Believe In Magic」リリイベ@関西に行ってきた話。 - ちゃんももぶろぐ。



毎回恒例のリリース日前後の連続イベント、私はリリース日のラゾーナ川崎から参加した。

4thの5daysは私にとって全く今までと意味が違くって。
また個人的な話になってしまうんだけど、今回6月16日、れおさんの誕生日にららぽーと豊洲でのリリースイベントが組まれていた。
れおさんの誕生日を祝うのは5回目。でも、当日にイベントやライブが組まれたのは初めてのことで。
結構ギリギリまで本当に悩んで悩んで、でも周りの手助けもあって、当日参加するファンの皆さんを巻き込んでのサプライズを計画しました。
事前にお手伝いをお願いしたらみんな快く引き受けて下さって本当にありがたかったし、れおさんのファンって、LOVERってやっぱいいなぁって改めて感じられた、そんな日。

渋谷マルイでのリリイベの時コラボポップコーンが発売されたり、ラストの日は港北でラジオの初公開収録が行われたり。わたしにとっては楽しく、笑顔で終われた4thだった。


7月、8月とメンバーはそれぞれの個人仕事への専念期間に入った。
舞台やイベント、稽古期間を要するものばかりだったので龍雅としての活動はかなり控えめ。



そして、9月。
龍雅の2017年いっぱいでの活動休止、ならびに井出卓也・後藤慶太郎の脱退が発表。

10月に入り、龍雅の最初で最後のアルバム「FIVE DRAGONS」のリリースイベントが始まった。

観覧無料なものの、以前龍雅BASEを行なっていたモザイクモール港北のSTYLE'S STUDIOにて毎週末イベントが行われていたため、場所的にはクローズ。
今までのようにいろんな場所を回るのではなく、毎週末の土日、定期ライブのように必ずここでイベントが行われた。
そして、スケジュールの都合により井出さんは港北でのリリイベに参加することはなかった。

11月に入り、箱ライブや他の場所でもイベントが組まれるようになって。
でもリリース直前、井出さんも揃っての残り少ないステージ。ここで勇太がまさかのインフルエンザに。ボーカルを欠いた状態での最後のだんぜんライブ公開生放送。
そして、リリース日も大事をとって勇太は欠席。
翌日のららぽーと豊洲でのリリイベからの復帰がアナウンスされていた。

私は今回のアルバムのリリイベには本当に数回しか参加できていない。港北も2回だけ。
仕事の忙しい時期と重なっていたのもあるけど、最後だから無理してでも行かないと!っていうのも何だか違くて。最後じゃなくても、今までだって大好きだから色んなライブ、色んなイベント、行ける範囲で行ってたから。

私は龍雅が好きだった。5人それぞれ個性が半端なくて強くて、個々のスタイルが確立されていて。それは時に反発しあうくらい強過ぎるけど、同じ向きを向けば唯一無二、どこのグループにも負けないくらい光って見えていた。
だから、5人揃っていて欲しかった。今までも何度かメンバーが欠けた状態でライブをしないといけない状況はあった。でも、今回はどのイベントも井出さんがいなくて。私は三谷ファンだけど、三谷いるからいいじゃん、ではなかった。井出さんもいて初めて龍雅が成り立って、れおさんの魅力も最大限に引き出されるって私は思ってるから。
ちなみに、井出さんが悪いとか勇太が悪いとか、そんなこと微塵も思ってない。でも勘違いされたら嫌だから書いておく。


ららぽーと豊洲でのリリイベ。
この日だけは行くと決めていた。れおさんの誕生日を祝った場所。あの場所でまたれおさんの笑顔が見たかったから。
前日の握手会で、頻りに「明日は俺の思い出の地やから!」と話していたと聞いて、私まで嬉しくて。私やLOVERのみんながあの日を大切に思うように、れおさんの中にも思い出としてしっかり刻まれていることがすごくすごく嬉しかった。
だから、この場所でまた5人の笑顔が、かっこいいパフォーマンスが見れる事が本当に、本当に楽しみだった。

イベント開始10分前。
マイクを持ち、ステージに立ったのはスタッフさん。
嫌な予感が的中する。今日から復帰予定だった勇太だが、やはりまだ体調が思わしくない事、天候も悪く今無理をすれば余計に長引くかもしれない事、本人はステージに立つと言ったが、最終的にスタッフの判断により今日までイベントの出演を見送ることにしたという事。

ショックだった。やっと、5人に会えると思っていた。涙が止まらなかった。リハーサルに出てきた4人の表情を見るのもつらかった。でもちゃんと見ないと、と思うと余計に涙が出てきた。懸命にパフォーマンスする姿を見て、私が好きな龍雅はいつ見れるんだろうって。マイナスなことばかり書いて申し訳ないけど、その時の私の正直な気持ち。

5人が揃った日は他にもあった。その時に行ってないのは私だし、行ってないくせに自分が行った時にだけ完璧を求めるのは違うかもしれない。でもそうじゃなくて、残り少ないステージ、今日が龍雅に会える最後の日、というファンが毎日いる状態だからこそ、いつも完璧な龍雅でいて欲しかった。




勇太も復活して、週末に今回のリリース期間で初めて地方でのリリイベが行われた。
まず、愛知のイオンモール常滑。ここは2ndの暑い時に一度来たことがあった場所。その時はステージの裏がプールみたいになってて、ステージを見ながら水遊びする子供がチラチラ視界に入ってきた。笑
今回後ろはスケート場になっていて、相変わらず視界に入る家族連れ。笑

久々に聞いたLFY、大好きなれおさんのお花ダンスをあと何回見られるだろうって、今までのことが一瞬で走馬灯のように頭をよぎった。泣くつもりなんてなかったのに、気付いたらボロボロに泣いていた。




新曲3曲を5人でパフォーマンスをする姿を見るのは、私にとってはここが初めてだった。


さよならFairy Tale。
私が初めてこの曲を聞いた時、イントロが流れた瞬間あまりにもびっくりして、曲を止めてしまった。
この曲の軸となるピアノのメロディー、これは1stのリリイベの時にずっと流れていた。この曲で、パフォーマー3人が登場して、ダンスパフォーマンスをして、ボーカル2人が出てくるという流れだった。


なぜこの曲をここで使うのか。
最初聞いた時、やめてって思った。
1stの楽しかった思い出が詰まったこのメロディーが、寂しい悲しい、そんな思い出に塗り替えられるのが本当に嫌だった。さよならなんてタイトルについた曲に使わないでよ、この曲を聞いたら今から大好きな5人がステージに出てくるってドキドキワクワクできた曲なのに、こんな風に使われちゃったらなんだか5人がはじまったその瞬間から、最初からこうなることがわかってたみたいじゃん、って。なんで、なんでって。

でも、聞かないと、と思って。勇太の声、井出さんの声、ひとつひとつ言葉をしっかり噛み締めながら聞いた。
この曲をパフォーマンスする5人を見ても涙しか出てこなくて。でも、それは悲しいとか寂しいとかマイナスな感情だけではなくて、この2年半この5人が私にたくさん見せてくれた夢だったり、景色だったり、言葉だったり、笑顔だったり。色んなことを思い返させてくれる曲。勇太の声こんなに優しかったんだなぁって。井出さんのラップはこんなにも包んでくれるんだなぁって。いつのまにか大好きな曲になってた。



そして、翌日の西宮ガーデンズ
ここが龍雅として最後のリリースイベントとなった。

龍雅単独でここでリリイベをするのは初めてだったけど、以前イベントでここでライブをしたことがあった。その時階段の一番上の最後列に自分達だけ立ってDESTINYの最後に大きい声で「ハイハイハイハイハーーーイ!!!」って叫んで他のグループのファンの人に、え?って目で見られたのも今ではいい思い出。笑

今回も、一番後ろの一番上で、大好きな友達と。
誰にも負けないくらい大きな声を出して、全力でライブを楽しんだ。
もちろんずっと笑顔なんて無理だった。涙はどう頑張っても流れてきた。それでも、楽しいって思えた。来てよかった、5人に会えて良かった、5人が揃っていてよかった。
5人が龍雅で良かった。そう思った。




たくさんたくさんライブを見た。
もちろんインストアだけでなく、ワンマンや対バン、色んなステージで輝く5人を見た。何度その曲のパフォーマンスを見てもまだ見たい、見ていたいっていつも思えた。

暑い時も寒い時も雨の時もあったし、楽しい時も泣いた時もあった。
でもどの日を思い返しても必ず隣にいてくれた友達、どの日を思い返しても必ずそこに立ってくれていたれおさんがいたから、今日まで龍雅を好きでいれた。


こんなに好きになったのも、こんなに感情振り回されたのも。後にも先にもきっとこの5人だけ。


だから最後までしっかりこの目で見届ける。

出会えて良かったって心から思うよ。ありがとう。